シカゴからロサンゼルスまで

ヨッ、調子どう?

古参は神様なのか?

 

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小さい箱の頃から応援していたインディーズバンドがメジャーデビューして、シーンに登場して認知されるようになる。ロックなんて聞かなかったアイツもアイツもアイツも、サビの1フレーズを口ずさむようになる。

 

凄く大好きだったのに

あのバンドのメジャーデビューシングルが
オリコン初登場7位

その瞬間にあのバンドは終わった
だってあたしのこの気持ちは絶対

シングルカット出来ないし
(クリープハイプ/社会の窓)

 

人気が出るのは嬉しいのに、出れば出るほどその人気が妬ましくなってくる。

自分のものだったのに。自分だけがその特別な世界観を独り占めしてると思ってたのに。妬みは憎しみに変わって、バンドや新しいファンに矛先が向くようになる。

 

 

「最近の曲は全部イマイチだわ」

「今日のライブ、昔の曲ばっかりで最高だった」

「最近の客のノリ方がなんか違う。ちゃんと手挙げるところとか勉強して」

「もっといい曲あるから、たくさん聞いてからライブきて」

「スマホのライト点けないで。あれはワンオクから始まったやつだから」

 

 

そんなことを言いつつ、しっかり新譜を買いライブには参戦する。最近の話題曲には全然興味ないというような素振りをし、昔の曲がプレイされるとイントロで我先に発狂する。それでも自分の元から遠く離れてしまうと、また新しいバンドを見つけてきて応援するようになる。

 

 

「あーあのバンドね、昔好きだったけど最近の曲は全部クソだよね」

「なんか、終わってるって感じ」

「は?初めてライブ行った?私なんてライブハウスのときから行ってたし」

「そんなんで、あのバンドのこと語らないでよ」