シカゴからロサンゼルスまで

ヨッ、調子どう?

今週の一枚「二十九歳/Base Ball Bear」

  

f:id:kashiwasita:20171013213048j:image

 

収録曲

1.何才

2.アンビバレントダンサー

3.ファンファーレがきこえる

4.GHOST TOWN

5.yellow

6.そんなに好きじゃなかった

7.The Cut -feat.RHYMESTER-

8.ERAい人

9.方舟

10.The End

11.スクランブル

12.UNDER THE STAR LIGHT

13.PERFECT BLUE

14.光蘇

15.魔王

16.カナリア

 

Base Ball Bear(通称ベボベ)は2001年の文化祭で結成したロックバンド。若者を中心に絶大な支持を得ているが、2016年2月にギターの湯浅が突如失踪。3人体制になってもなお、翌年の4月には7thアルバム『光源』をリリースした。

 

NUMBER GIRLに影響を受けたベボベの音楽は、とにかく徹底したギターロックによる青春サウンドとVo.小出の描く小説のような歌詞に特徴が表れる。常に完成された音楽を作ってくるのに、さらにその先への追及心がハンパじゃない。

 

ベボベのメンバーは演奏力が本当に高く、特に小出はギターにこだわっているため湯浅が脱退した後のサポートメンバーには、石毛輝(the telephones)や田渕ひさ子(元NUMBER GIRL)などの錚々たるメンツを迎えている。

 

このアルバム『二十九歳』では2007年に出した『十七歳』の爽やかな青春ロックを断ち切り、大人になった彼らが問う”普通という違和感”を体現するような曲がビターでほんのり甘い。

 

小出が曲に対する物語性を今までより抑え、前半から流れるような統一/完成したロックが陳列したかに思えば、後半の「PERFECT BLUE」「光蘇」「魔王」の圧倒的な自己投影という破壊力に翻弄されるアルバムとなっている。

 

見ないことにされてた 僕の世界が 

君のことをずっと待ってる

いないことにされてた 僕の呪いが

君の傷を癒す お呪いになりますように

(魔王)

 

 

ベボベのことはまたいずれしっかりとブログに書きます。今回はこのへんで。

 

 

 

二十九歳

二十九歳