シカゴからロサンゼルスまで

ヨッ、調子どう?

最近のマイヘアがバックナンバーの流れを踏襲している件

 

どうもです。

 

皆さんはMy Hair is Badというバンドをご存知でしょうか。このブログでは散々彼らのことを書いているわけですが。

 

今回は彼らの新曲にまつわる話。いよいよ本格的にバックナンバー化してないか?という疑問を考察します。

 

 

 

 

 

まずはバックナンバーの流れをおさらい

 

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群馬県出身の3ピースバンドback number。2011年にメジャーデビューしてからは破竹の勢いで人気を集め、今日では国民的ロックバンドの仲間入りを果たしている。

 

以前にこのブログでも彼らのアルバムを紹介しています↓

  

zenkyu.hateblo.jp

 

 

彼らのプロフィールはこんなところにして、とにかくこれまでの流れをおさらいしてみる。

 

 

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back numberがインディーズ時代のアルバム『逃した魚』『あとのまつり』をリリースした頃の音楽スタイルは、なよなよした男の偏屈な恋愛観を歌うことだった。それこそハッピーエンドとは程遠く、過去の恋愛に縛られている日々の切なさが楽曲の端々から感じられた。

 

 

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それこそメジャーデビューしてからもその音楽性はブレることなく、さらにキャッチーな手法を用いて人気を博していった。だが「花束」や「高嶺の花子さん」をきっかけにメディアの露出度が増えていくにつれ、彼らの音楽は今までのネガティヴ要素の強かったものから大衆向けなポジティブな曲調へと転換していった。

 

また彼らのMVには毎回、1人の美女がカット割りで永遠と流れるだけの独特な演出があり、それがバックナンバーの弱者に寄り添う音楽に共感した世の中の男どもを射止めた。

 

 


back number - 花束 (Short ver.)

 

曲単体で見ると初期の頃と大まかなコンセプトは変わっていないように見えるが、清水依与吏(Vo.&Gt.)の書く歌詞からは明らかに棘が取り払われ、エグい恋愛観を描いた曲が少なくなったように感じる。

 

これがメジャーのやり方だと言われれば仕方ない。彼らは今も成功を継続しているし。

 

 

 

マイヘアのこれまで

 

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さて、次はマイヘアのこれまでをおさらいしてみよう。

 

My Hair is Badの強みといえば、見るものを一瞬で引き込んでしまう圧倒的なライブパフォーマンスと椎木知仁(Vo.&Gt.)の自身を曝け出しこれまでの卑屈な恋愛を書いた楽曲である。

 

そのなかでも特に恋愛の曲が思春期の多感な女子にハマり、彼らはいつしかメンヘラバンドと呼ばれるようになった。

 

 

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マイヘアが一躍ブームの光を浴びるようになった「真赤」という曲も、以前にミュージックステーションでback numberの清水依与吏が高く評価していることもあり、なんとなくその系譜を受け継いでいることは確かであろう。

 

ただアプローチ方法が違うだけで、椎木知仁と初期の清水依与吏からはダサい男が溺れていくような「弱さ」を歌詞に落とし込むのがとても上手い。

 

もしもあの時僕が強がらずに電話をかけられてたら その鐘を鳴らす君のとなりには

「ドレス似合ってるよ」とニヤニヤする僕がいたのかもしれないね

(そのドレスちょっと待った/back number)

 

僕が写真を眺めてる間に

君は結婚しちゃったりするんだろうか

隣になぜか花束とタキシードでキメ込んだ

僕がいるんじゃないかって思ってしまっている

(グッバイ・マイマリー/My Hair is Bad)

 

 

ただマイヘアはまだまだネガティヴな恋愛を歌っていて、いつか救われてほしいと思う反面、これがないと彼らではないと思う自分がいる。

 

リスナーは「ありえそうな範囲で憧れられるバッドエンド」に惹かれているのが事実で、彼らが「普通の恋愛」を歌ってしまったら離れていくのも事実なのである。

 

この記事がとても参考になる↓

 

My Hair is Badの歌詞の何が乙女たちの心を掴んだのか - BASEMENT-TIMES

 

 

 

問題のMVがこちら

 


My Hair is Bad – いつか結婚しても

 

 

このMVを見た瞬間、僕はアッと声に出してしまった。これ完全に初期のback numberさんじゃないすか、と。

 

椎木にしては珍しいドストレートな歌詞。いつもの偏屈な曲が「陰」だとしたら、これはシーンに散々出回っている「陽」の曲である、と。

 

さらにMVに出てくる女の演出がback numberとまったく同じときた。ファンの間ではかなり好評価らしいが、たぶんその人たちはバックナンバーをあまり知らないのだろう。

 

補足しておくと、椎木だってこのような「陽」の曲を書くことはある。ただそれは恋愛というテーマではなかったため、まだしっくりきているだけなのである。

 

今回は魔が差しただけなのか判らないが、マイヘアさん、バックナンバー兄さんの流れを踏襲するような真似はダメよ。もうライブにJKしか来なくなっちゃうよ。

 

たとえメンヘラ調の曲が飽きられても、マイヘアには圧倒的なライブがあるんだから。バックナンバーにはなかったモノを持ってるんだから。ずっとかっこよくいたいってフロムナウオンでよく言ってるでしょ。

 

 

 

おわりに

 

いかがだったでしょうか。

最近のマイヘアの流れを良いとか言ってるやつらにバックナンバーの末路を叩きつけたい今日この頃なのでした。

 

どちらのファンからも殺されないことを願っています。