シカゴからロサンゼルスまで

ヨッ、調子どう?

明日、また ー[Alexandros]のこれからー

 

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知ってる人も方も多いと思うが、[Alexandros]の新曲「明日、また」が11/29(水)にリリースされた。

 

今や邦楽シーンを代表するロックバンドに成長したアレキサンドロス。彼らの勢いは止まることを知らない。

 

今回の記事は「明日、また」のディスクレビューでもあり、彼らのこれからについても深く掘り下げていこうと思う。

 

 

 

 

 

[Alexandros]とは?

 

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[Alexandros](アレキサンドロス)は川上洋平を中心に結成された4人組ロックバンド。

 

元々は[Champagne]というバンド名だったが、2014年3月に改名。理由はシャンパーニュ地方ワイン生産同業委員会からの要請を受けたことによるそうだ。

 

活動自体は2001年に川上洋平(Vo.&Gt.)がバンドを結成してから2010年に現メンバーの体制が整うまで、幾度のメンバーチェンジを経た。

 

社会人として普通に働きながら、2013年まで4人で共同生活をしていたというエピソードは有名だろう。彼らは普通のバンドとは異なった道をこれまで歩んできた。

 

川上洋平は大学在籍中のデビューを狙っていたが、それは叶わず広告代理店の営業として働きながらバンド活動を続けた。その甲斐あって改名する前にMステ出演者・武道館ワンマンなどの成功を収めることができた。

 

彼らの時系列をこのまま追っていこう。

 

 

 

不運を力に変えていくバンド

 

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前述したが、旧バンド名[Champagne]のときにはすでにバンドマンとしては十分に成功していた。

 

しかしどうしようもない事情から改名することになった。普通のバンドならこれまで培ってきた「名前」という看板を失うのだから相当なダメージを負うはずだ。

 

さらに改名前の2013年にシングルで出した「Forever Young」のMVの演出がClubfeetの「Everything You Wanted」に酷似していることが発覚し、事務所は謝罪&現在はネット上から削除され幻のMVになっている。

 

(たしか、ようぺが歩きながらトランポリンで跳ねたりしてたようなMVだったっけ…)

 

 

とにかく、[Alexandros]は色々と不運なバンドだった。

 

しかし彼らの快進撃はここから始まる。

 

 

改名してから2015年にリリースした10thシングルより「ワタリドリ」が大ブレーク。YouTubeの再生数は現在5,900万回を超え、彼らを一気に国民的バンドに押し上げた。

 

2016年に発売した6thアルバム「EXIST!」は初のオリコン1位を獲得。もはや改名前のバンド名を知る人の方が少なくなった。

 

そんな[Alexandros]が過去と現在、そしてこれからを歌った「明日、また」というシングルを発表したのである。

 

 

 

明日、また   

【収録曲】

1.明日、また

2.Come Closer

3.I Don't Believe In You

 

この曲は、売れていくなかで振るい落としてきた古参ファンをも再び虜にしてしまうような不思議なパワーを持っている。

 

[Alexandros]は改名してから、やたらと叩かれることが多かった。英語詞中心の方がよかったとか、すっかり音楽が大衆化してしまったとか。だが彼らはそんな批判に目もくれずにひたすらやりたい音楽を求め続け、同時に新規ファンをたくさん獲得した。

 

明け方になって

僕らはそれぞれの道へ

進もうとすればするほど

遠く、遠く、遠のく

 

彼らには大きな野望があった。

 

それは「世界一のロックバンドになること」

 

正確には世界で1番有名なイギリスのロックフェス・グラストンベリーのヘッドライナーになることを掲げている。

 

I'd always wanted to be "someone" else
With all the lights that I could never have
I cried when realized that I could never be
So I gave up and chose to stick with me
To overcome that "someone"
(私はいつの日も「誰か」になりたがっていた
持てやしない光の持ち主
なれないと気づいた時、私は泣いた
だから諦めて
自分自身に人生に留まりながら
その「誰か」を越えることにする)

 

バンド結成時から、ましてや今の日本で「世界一のロックバンドになる」と公言するようなバンドがどれくらいいるだろうか。

 

この歌詞の「誰か」というのはオアシスなのか、レッチリなのか真偽は定かだが川上洋平は必ずや超えてみせることを今でも誓っている。

 

明日、また

泣きじゃくる時が来たとして

怯まず笑えば

あなたは今まで以上に 強く在れる

思いも寄らず、として

 

誰になんと言われようが、日々自分たちのロックを更新して新たなスタンダードを打ち出す。

 

 

過去と現在、そしてまた明日へと向かって。

 

 

そんな[Alexandros]をこれからも応援したい。