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ヨッ、調子どう?

【ライブハウスの店員が選ぶ】今後ブレイクする邦ロックバンド5選part3

 

 

 「ロックシーンを席巻しているのは、ライブハウスだ。」

 

 

zenkyu.hateblo.jp

  

 

part2の続きです。ライブハウスで働く僕が、今後ブレイクするアツいバンドを5組紹介します。

 

今回も前回と同じく、まだ知名度は低いものの爆発的なポテンシャルを備えた5組のバンドを選びました。

 

※今回はかなり主観的になってしまったくらい良いバンドばかりなので、そこらへんはご容赦ください。

 

 

 

 

 

 

the twenties

 

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2009年に九州・大分で結成された4人組ロックバンド。2011年からは東京に拠点を移して現在も精力的に活動している。

 

the twentiesの音楽は、キーボードではなくギターで構築されたエレクトロ/ダンスロックが特徴。サウンドはどこかサカナクションを彷彿とさせ、その壮大なスケール感に圧倒される。

 

バンドの要であるタカイリョウ(Vo.&Gt.)は捨て子で、3歳の頃から養護施設で育ったが、高校に上がると他人への暴力を理由に施設から放り出されるという壮絶な半生を持つ。

 

そんな彼が吐き出した唾のような痛くて切ない硝子細工のような歌詞に注目してほしい。いま、新たな時代のポップスを彩る才能が頭角を現そうとしている。

 

 


the twenties / 追憶ダンス

 

 

 

 

Tempalay

 

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今巷で噂のニューウェーブバンド・Tempalay。結成からわずか1年で「FUJI ROCK FESTIVAL ’15」に出演するという異端な経歴をもつ。

 

2016年にはアメリカの大型フェスSXSW2016を含む全米ツアーを行うなど国内外でも活躍の場を広げている。そして今夏8月30日には2ndアルバム『from JAPAN 2』をリリースした。

 

彼らの音楽は西海岸のインディーシーンを感じさせる脱力サウンドを武器にし、日本人離れしたオハラ・リョート(Vo.&Gt.)のとろけてしまいそうな浮遊した歌声に中毒になるリスナーが続出している。

 

 


Tempalay 「革命前夜」 (Official Video)

 

17年5月にGAPとのコラボ曲「革命前夜」を配信リリースし、同年に2回目の出演となったフジロックでは小原(オハラ)がワクワクしすぎて右指を骨折するというハプニングがあったりと、今後もなにかと目を離せないバンドだ。

 

 

 

 

2

 

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うん、バンド名どうした。

 

まずはそう突っ込みたくなる2(ツー)だが、なんと元The SALOVERSの古館佑太郎が2017年に新しく結成したバンドだそう。そして10月には1stアルバム『VIRGIN』をリリース。勢いが止まらない。

 

サウンド面においても銀杏BOYZのサポートギターとしても活躍する加藤綾太をはじめ掻き鳴らすようなシンプルなロックサウンドが目立つ。そこに古舘佑太郎(Vo.&Gt.)という天性のフロントマンが加われば一気に青春パンクの出来上がり。

 

 


2 - ケプラー (Official Music Video)

 

音楽に関しては申し分ないのだが、結成に際してのメンバー召集が酷すぎる。

 

古舘佑太郎と加藤綾太を中心に2017年結成。双方とも所属していたバンドを無期限活動休止していたが、「バンドで音を鳴らしたい」という欲求が抑えられず、結成に至る。
結成の為にyuccoを北海道から無理矢理招集。
結成の為に赤坂真之介を就職先から無理矢理招集。

これはロック・バンドという素晴らしいダイナミズムを知ってしまった人間たちの業であり、エピソード2に当たる。

PROFILE - 2 Official Websiteより)

 

最後しれっとカッコイイこと言ってるけど、ほとんど前者2人のわがままじゃねえか。

まぁ、とにかく実力は折り紙つきなんで「2」って検索するだけでトップに表示されるくらいには有名になってほしいもんです。

 

 

 

 

Helsinki Lambda Club 

 

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2013年に西千葉で結成されたロックバンド。彼らの紹介はHPがとても秀逸だったので、そちらからの引用で勘弁してほしい。

 

THE CUREとTHE DRUMSが恋人同士になったような、そこから紆余曲折を経てThe LibertinesとTHE STONE ROSESが飲み友になってしまったかのような、まるでSex and the City的な、なんでもありなニューオルタナティブサウンドを特徴とする。
シャンプーをしながら無意識で口ずさむぐらい、曲がポップ。そして、正統派ソングライターの橋本の歌詞はぐっとくるばかりか、歌詞内のさりげない小ネタにも知的センスを感じてしまう。

helsinkilambdaclubより )

 

よくわかんないけどかっけえ!

 (訳:よくわかんない)

 

2017年6月にはUK.PROJECT内に新レーベルを設立し、当ブログのpart2で紹介したtetoとの初回生産限定スプリットCDを第一弾としてリリースした。

 

 


Helsinki Lambda Club − This is a pen. (official video)

 

そんな前途有望なバンドだが、最近はメンバーチェンジが激しい。今年の4月にはギターが脱退/直近の12月にはドラムが脱退。ここでなんとか踏ん張って一念発起してほしいものだ。

 

 

 

 

17年とベルリンの壁

 

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2013年に結成され、東京都内で活動している4人組バンド。男女ツインボーカルでゴリゴリのシューゲイザーをやってる珍しいバンドとして最近注目が高まりつつある。

 

陶酔感のあるツインギターによるサウンドに低温度の男女混声ボーカルが合わさって、まるでオーケストラを観ながらうたた寝をしてしまうときのような心地よさを感じる音楽。

 

 


17歳とベルリンの壁 - プリズム [MV]

 

 

BASEMENT-TIMESの石左氏は「ジャパンシューゲイザー世代の人間に直撃するバンド」と称賛している。今のダンスロックばかり聴いている中高生にもいくらか衝撃を与えるには事足りるはずだ。

 

2017年4月には2ndミニアルバム『Reflect』をリリースし、シューゲイザーやドリームポップの路線を汲みつつも1枚目から大幅な進化を遂げている。今後の活躍に大いに期待したい。

 

 

 

 

 

ーいかがだったでしょうか。

 

前回から引き続きまだ知名度の高くないバンドをあえて選びましたが、あなたの目に留まる1組が見つかりましたか?

 

もし少しでも興味をもったのなら、ライブハウスに足を運んでみてください。

 

お待ちしております!