シカゴからロサンゼルスまで

ヨッ、調子どう?

【アメリカ横断10日目】ウィリアムズからセリグマン、そしてニードルズまで

 

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今日からルート66の旅が再開し、最後の州であるカルフォルニアに向けて出発します。

 

アメリカ横断も終盤に差し掛かり、ウィリアムズに引き続き残りの2つの町へ訪れます。

 

 

 

 

 

始まりの町、セリグマンへ

 

全ての旅人がルート66を旅するきっかけになったセリグマンという町を訪れました。

 

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ここはAngel & Vilma Delgadillo'sという今は亡き店主エンジェルさんが経営している床屋さんです。

 

ルート66を旅してシカゴから来たという話をしたところ、娘さんから故エンジェルさんの話を聞くことができました。

 

以下は頂いた文書からの引用になります。

 

ルート66は50年以上もの間、北アリゾナとセリグマンの町に繁栄をもたらしてくれました。しかし、1978年の9月22日に州間高速道路40号線の開通によって。それまで1日に何千台とセリグマンを通過していた車が一切通らなくなりました。
セリグマンの生活・ビジネスが1日で消え去った出来事でした。食事、給油や宿泊などで利用していた旅行者はセリグマンの3キロ南に完成した高速道路を通過するのみとなりました。それによりセリグマンで暮らす人々は10年もの間厳しい生活を強いられました。徐々にビジネスは朽ち果て、人々は引っ越し町は荒廃していきました。
セリグマンの町で床屋を経営しているエンジェル・デルガディーロは町が荒んでいく様子はもう見たくないと意を決し、ルート66を「ヒステリックルート66(歴史的道路66号線)」にする為に組織を立ち上げ、成功を収めました。
組織は旧道を「歴史的道路」として復活させるという事だけではなく、実際に実現させたという事実が人々のルート66に対する関心を駆り立てました。そしてついに人々は再びルート66を運転するようになりました。
今日、アメリカ国内や世界中にいるルート66の愛好家たちはセリグマンを訪れ、ルート66沿いの小さな町は新しい生活を取り戻し、これまでの苦難や困難はアメリカの小さな歴史の一部となりました。そしてこの全ての事柄は、町の荒廃を見過ごすことができなかった小さな町・セリグマンにある小さな床屋の店主であるエンジェルから始まりました。

 

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生きる伝説と呼ばれていたエンジェルさんは約1年前にこの世から去ってしまいました。

 

僕がアメリカ横断をすることを決意した理由であった彼に会えなかったのはとても残念ですが、彼はこんな最期に言葉を残しています。

 

「幸せか不幸かはその人次第」

 

「やればできる」

 

荒廃した旧道を復活させ、世界中の旅人から愛されるエンジェルさんだからこそ、この言葉の重みが誰よりも分かっているのでしょう。

 

「やればできる」という言葉だけを信じてお金を貯めて、10日間シカゴからルート66を旅してきて、ようやく始まりの町・セリグマンにたどり着くことができました。

 

思えばどこに行ってもシカゴからルート66を旅していると言うと、歓迎されました。それもこれもエンジェルさんのおかげなのでしょう。

 

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さらにここは映画「カーズ」の舞台となった町のモデルになっており、町中にはこうしてキャラクターたちが旅人を迎えてくれます。

 

アメリカ横断といっても、大人数でキャンピングカーでワイワイしながらロスからNYまで行くのはありがちですが、僕がルート66を使って横断したかった理由はこの町にありました。

 

 

セリグマン(アリゾナ州)

 

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セリグマンはラスベガスとグランドキャニオンの中間に位置する小さな町で、州間高速道路によって荒廃してしまったルート66を復活させたシンボルでもあります。復活の立役者エンジェルさんが他界した後も娘達がお店を営業しています。

 

 

 

西部劇の町、オートマンへ

 

第二の町、セリグマンを後にした僕らはルート66沿い最後の町であるオートマンへ向かいます。

 

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オートマンはラックマウンテンズの鉱山の町で、896mの高地に位置しています。そのため山道が険しく、昔事故が多発した事から血染めのハイウエーと呼ばれていました。

 

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まるでウエスタンムービーでも見ているかのような錯覚に陥る街並み。とても小さな町ですが、古き良きアメリカがここにもありました。

 

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オートマンは町中にロバが放し飼いにされていることでも有名で、観光客はいたるところで餌をあげています。

 

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だからウンコ食うなって。

 

そういえばオートマンに向かう道中でロバが中央線踏んで仁王立ちしていて、危うく車で轢きそうになりました。誰か飼育してくれ。

 

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ルート66沿いの三つの街を後にし、カリフォルニア州を目指します。今日はニードルズで回鍋肉パスタ食べて就寝。

 

 

オートマン(アリゾナ州)

 

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オートマンはアリゾナ州の西端に位置する小さな町で、1915年に二人の鉱山夫が当時の約10億円相当の金を発見した事から、一攫千金を狙った人々が移住して来ました。鉱山が閉山した後も、ルート66の復活とともに繁栄しました。

 

 

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総走行距離3,580km

 

明日はいよいよカリフォルニア州に突入。最後の都市ロサンゼルスを目指してラストスパートをかけます。

 

ユニバーサルスタジオハリウッドなどを巡りながらルート66の終点サンタモニカに向かっていきます。

 

 

それでは。

 

 

 

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