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ヨッ、調子どう?

ガールズバンドの未来はHump Backに託した

 

 

出来事はいつも突然起こるものだ。

 

2000年代にガールズバンドとして一世を風靡したチャットモンチーが解散を発表した。

 

www.huffingtonpost.jp

 

彼女たちの報道が音楽業界に与えた衝撃はとても大きく、来たる解散に向けてガールズバンドの先行きが危ぶまれる事態である。

 

今回はチャットモンチーを超えて、必ずやロックの未来を託せるバンドを紹介しよう。

 

 

 

 

 

 

 

Hump Backにすべてを託す

 

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大阪出身の3ピースガールズバンド・Hump Back。2009年に高校の軽音部で結成され、幾度のメンバーチェンジを経て2016年に1stミニアルバム『夜になったら』をリリース。

 

彼女たちのことは以前にこのブログでも紹介しています↓

  

zenkyu.hateblo.jp

 

 

とにかく、ガールズロックの未来はHump Backに託したい。その理由は「女だからって、男に負けないカッコイイ音楽がある」ということを知らしめたいからだ。

 

Hump Backの魅力はシンプルなロックをひたむきにやっている、ということに尽きる。メディアに取り上げられるバンドの基準が昔より甘くなった現代、ロックの定義も多様化した。

 

そのなかでガールズバンドといえば、今年の紅白に出場するSHISHAMOだったり、楽器を持たないパンクバンドとして評判のアイドルグループ・BiSHなどが世間に認知されている次第である。

 

ロックに女だって男だって関係ないのに、女性のみで構成されたバンドはどこか可愛らしい雰囲気で売っている姿勢を感じる。女だから土俵は違うんだよ、とでも言いたげな生温いガールズバンドばっかりだ。

 

Hump Backはそんな邦楽シーンをぶち壊すように敢然と登場したのである。

 

 

 

女が惚れるガールズバンド

 

ロックバンドは男性ばかりがやっている印象が強いのか、若年層ファンの構成も女子の比率がやや高いように感じる。

 

前述したチャットモンチーは2011年に高橋久美子(Dr.)が脱退する前の3人時代は、「シンプルなギターロックの中でどこまでアイディア勝負ができるのか」という点に注力しており、当時のガールズバンドのイメージをぶっ壊した。

 

Hump Backもそんなチャットモンチーに影響されたバンドで、男に媚びを売らないカッコイイ音楽を鳴らし続けている。

 

 


Hump Back - 月まで (Official Music Video)

 

まさにこのバンドそのものを体現しているフロントマン・林萌々子(Vo.&Gt.)のフックの効いた歌声の力。その土台には余計なものをできるだけ削いだシンプルなサウンド群。女が惚れるガールズバンドというのは過言でない。

 

そもそもボーイズバンドという言葉は存在しないのに、女性バンドがガールズバンドと呼ばれるのは何故だろう。

 

所詮、女は男にカッコよさで勝てないという固定観念から1ジャンルとしてそのような枠組みを設けたのだろうか。

 

だとしたらHump Backをその枠に収めることはできない。

 

 

 

バンドの魂である林萌々子について

 

これまでのHump Backの道のりはとても簡単ではなかった。

 

閃光ライオット2012で3次審査大阪大会まで進出した彼女達たちだったが、2013年にはベースが脱退し一時活動を停止。2014年に入りサポートベーシストを迎え活動を再開するも、2015年1月にドラムが脱退し再び活動休止へ。

 

残されたのはボーカルの林萌々子だけだった。

 

しかし彼女は1人になっても活動を続け、弾き語りで歌い続けた。

 

その結果、2015年5月には現在のメンバーが整い、翌年にはようやく念願の全国流通版をリリース。そのリード曲が先ほど紹介した「月まで」である。

 

そんな経験をした林萌々子の歌声は、絶望に打ちひしがれても前へ前へと進んでいく不思議なパワーを秘めており、例えるなら銀杏BOYSの峯田のような存在感を放っている。

 

しかしナインスファンの界隈では彼女が「女版椎木知仁」と呼ばれてるそうで、ソロをやっているからなのか、単にカッコイイからなのか理由を教えてほしい。

 

 


林 萌々子 - 思春期 (Official Video)

 

 

 

いかがだっただろうか。

 

ロックバンドに性別は関係ない。男でも女でもカッコイイものはカッコイイ。そう言えるような世の中になることを切に願っている。

 

 

 

 

 

 

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